真実告知を受けた時に知りたかったことVol.4〜遺伝によって将来罹患する可能性のある病気は?〜

遺伝によって将来罹患する可能性のある病気は?

病院でよく聞かれるアレがわからない!

病院に行ったり、予防接種を受ける時の問診票に必ずといっていいほど記載されている

「ご家族の中にこれらの病気になったことがある方はいますか?」

この質問が全く意味を成さないことになってしまいました。

 

話は少し逸れますが、20代前半まで私は頭痛というものがどういう症状を指すのかわからないくらい、頭痛と無縁の生活を送っていました。

20代後半、転職し夜勤などをするようになり「これが頭痛か!」と感じるようになりました。

30代に入った頃、経験したことのないような頭痛が1週間以上ずっと続き、脳神経外科に受診しに行った時、先生から「ご家族の中で偏頭痛の方はいらっしゃいますか?」と聞かれ、父が昔頭が痛くて手術していたことを思い出し、父に「今私も頭が痛くて病院を受診している、お父さんの昔の手術は偏頭痛も関係している?偏頭痛って遺伝する?」と聞いたら

「あれは関係ない」とのこと。

何がどう関係ないのかわかりませんでしたが、今思えば父が偏頭痛持ちでも私には遺伝しないですもんね。

私を産んでくれた父・そして母がどういった人なのか分からないので遺伝する病気って何があるんだろう、もしかして私ってこれからがんになるのかな・・・なんて落ち込んでいました。

そんな時に見つけたこのサイト

インターネットで「遺伝 病気」「遺伝する病気」とずっと調べて、たどり着いたのがこのサイトでした。

第2部 これが遺伝する病気です

こちらのサイトは講談社から発行されている雑誌、週間現代のWeb版のページです。(2013年の記事なのでちょっと古いです。)

この記事の中で

✔️親戚内でがんが複数の人に発症するなど、家族歴が関係する割合は5%

との記載があり、少し落ち着きました。

考えてみると、日本人の2人に1人ががんになる時代なので、遺伝子はあまり関係なさそうですね・・・。

このサイトでは「人はどこまで遺伝で決まるのか」という表があり、さまざまな病気が星5つ表記で記されています。

一番強いのは「歯並び」という納得の結果でした。

遺伝子じゃなく、生活習慣が大事

民間の団体の中には産みの母親の既往歴や家系についてしっかりと情報を取り、養親さんへ情報提供している団体もあります。

こうした取り組みが広がっていけばいいなと思います。

私自身、元々体が丈夫ではなかったので病気に罹るリスクは非常に怖かったです。

しかし、いろいろなサイトを見た結果、「遺伝子より、生活習慣が病気の因子となる割合が高い」という結果に落ち着きました。

遺伝子検査をしてみよう、と思い遺伝子検査のキットについて調べたところ、このような記事に出会いました。

MYCODEとGenelifeの遺伝子検査結果を比較してわかったこと

こちらは個人のHPです。

遺伝子検査キットを2つ申し込み、検査を行ったようですが、その結果が業者毎によって異なってたという内容でした。

先ほどの週間現代の記事で「遺伝のしやすさ星4つ」となっていた糖尿病ですら、遺伝子キットでの判定は異なるものでした。

どちらが正しいのかわからない、これはもう遺伝子関係ないな、と吹っ切れました。

詳しい人に聞いてみた

私は医療についてさっぱりわからないので、知り合いの医療関係者(薬剤師)に遺伝と病気の関係について質問をしてみました。

そのやりとりを以下に記載いたします。(本人の許可を得て公開しています)

ということでした。

病気は遺伝しないが、生活習慣は遺伝する、その生活習慣によって病気になるから遺伝で病気になったと錯覚してしまうとのまとめです。

なので必要以上に怖がらなくても大丈夫、というのが今回の結論です。

ツールバーへスキップ