真実告知を受けた時に知りたかったことVol.3〜相談相手などはいないのか〜

相談相手などはいないのか

モヤモヤの吐き出し口が欲しい

私が両親から養子だったと真実告知を受け、養子の人は今何をしているのだろう、考えたということは前回の記事でお話いたしました。

 

「今養子の人は何をしているのか」と通じる内容ではありますが、養子であるという事実を受け今抱えているこのモヤモヤはどこに吐き出せばいいのだろうと思っていました。

通常のカウンセリングも考えましたが、心理学的アプローチによって、精神的安定を保ちたいというよりも同じ境遇、もしくは養子に関わっている人からアドバイスが欲しいと思っていました。

誰でもいいから話を聞いて欲しいという思いもありましたが、実際カウンセラーに相談しよう!と行動するところまでには至りませんでした。

その理由として、「最近養子と真実告知を受けた」というディープな内容をお話しても良いのか、あまり一般的によくある事例ではないので逆に興味本位でいろいろ聞かれたくない、というのが正直なところでした。

変なところに私の見栄っ張りなプライドが出てきてしまっていますが、当時は世界中の右と左、天と地が反対になってしまったかのような感覚に陥り、普通なら気に留めないようなことも気にしてしまうくらいデリケートになっていました。

お子さんを持つ親御さんへ

お子さんにとってご両親(養親)は絶対無二の存在です。

お子さんはご両親を一番愛していますし、一番守られたい存在であることは言うまでもありません。

でも、そんな大好きな両親だからこそ悲しい顔が見たくない、心配させたくないと抱え込んでしまいます。

なので、「何か悩んでいることがあったらいつでも相談に乗るよ」という気持ちを伝えてあげることはもちろんのこと、外部の相談できる相手・連絡先も一緒に伝えてあげてください。

私のことをお伝えして頂いてももちろん構いません、お世話になった児童相談所・団体の相談窓口や担当者でも良いかもしれません。

言ってはいけないひとこと

しかし、私が懸念しているポイントはお世話になった方だと、ご両親(養親)が養子を決意するまでの苦悩や、お子さんを迎えた時の嬉しい気持ちを共有しているからこそ、「(養子縁組は)良かったこと」として伝えてしまわないかという点です。(もちろんお子さんの気持ちに寄り添いお話をされる方もたくさんいらっしゃると思います。)

養子縁組が良かったのか悪かったのかは最終的に養子が考え、判断することです。

同様に、真実告知を受け養親の方も「今我が子が何を考えているのか知りたい」、「気持ちが離れてしまったらどうしよう」、と心配になる気持ちは当然あると思います。

しかし、子供にも子供のプライバシーがあるので無理に聞き出すことはしないで欲しいと思います。(「どう思った?」「どう思う?」「何かまだ心配なことある?」など。)

養子だったことを相談する相手としては、近すぎず・遠すぎずの関係性がベストかなと思います。

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