前回までの記事はこちら→戸籍を辿ってみて①
市役所の椅子で読み解くこと20分。
正直よくわかりませんでした・・・><。。。(昭和六拾壱年とか書かれたら解読に時間かかるよ・・・)
でも、今まで知らなかった生みの母の情報をひとつ見つけることが出来ました。
私のことはいくらでも書けるのですが、生みの母はもう他人なのでプライバシーの侵害になってしまう恐れがあるので詳しくは記せませんが、生みの母の人生を垣間見た気がしました。
そして、附票に記された住所を見て、市役所から近そうな場所何箇所か訪問してみました。
もうだいぶ昔のことなので当然アパートが取り壊されており違う建物が建設されていたりという箇所もありました。
その中で私が印象深かったのは、私が当時10歳くらいの時に生みの母が住んでいた場所です。
それは私が週末になると毎週のように訪れていた図書館の向かいのアパートでした。
今はもうそのアパートは取り壊されておりコンビニになっていますが、私は生みの母が住んでいたアパートの外観を今でもくっきりと思い出せます。
綺麗なエメラルドグリーンの外観のアパートで殺風景な街並みの中で目を引いていたからです。
あそこに生みの母が住んでいたとは・・・。
私が1人でその図書館に通うになったのは、生みの母がそこから引っ越しした後でしたが、もしかしたら養親に手を引かれその図書館に通っている時に、生みの母がそこに居て、もしかしたらすれ違っていたのかも知れないと思ってしまいました。
戸籍からは現在生みの母はどこに住んでいるか辿ることは出来ません。
しかし、過去彼女が私と離れて過ごしていた土地を訪れ、同じ景色を目に入れることで「彼女は何を思いここで生活していたんだろう」と考えてしまいました。考えても分からないですが・・・。
生みの母の人生を垣間見て、彼女が実際に見ていた景色を見て。
また少しだけ、生みの母に思いを馳せた1日でした。