以前こちらの記事を書きました。
自分の親を探す手段はないのか?という内容の記事です。この記事を執筆した時から進展があったので、記録がてら残していこうと思います。
『児童相談所』というワードとの出会い
2018年の11月、特別養子縁組について詳しい方とお知り合いになることが出来ました。
その方にその当時私が知っていた過去状況をお伝えすると、
『小学校に入る前に特別養子縁組をしたのであれば、児童相談所からのアドバイスがあったのではないか?』
『児童相談所は全国にあるから、地元の児童相談所に問い合わせる前に一度宮城の児童相談所に聞いてみては?もしかしたら地元のデータも宮城で見れるかも知れない』
とのアドバイスを頂きました。
「そっか・・・。児童相談所か・・・。そうだよな。こういうのは児童相談所か。」
今となってはすぐに「児童相談所」というワードが出るようになりましたが、その当時は頭の片隅にもありませんでした。
宮城の児童相談所へ電話
アドバイスを受け、さっそく宮城の児童相談所へ電話。
「生まれは宮城ではなく秋田だが、過去に成立した特別養子縁組の情報は宮城でも閲覧出来たりするのか?」と聞いてみました。
すると
『名前は?住所は?年齢は?どうして養子と知ったのか?』といろいろ逆に質問をされました。
「私の質問には答えてくれないのかなぁ・・・」と思いつつ返事をしていくと結果的に
『児童相談所は全国にあるけれど、ネットワークなどは繋がっていない。宮城は宮城の情報しか分からない。』との回答を得ました。
確かに個人情報などいろいろありますもんね。
でもその当時は『ITが発達している時代だし、クラウドとか使って遠隔で見れたりするのかな?』と思ったのでした。私はあまりお役所に出向くことがあまりなく、お役所の仕事の状況を知らないだけでした。恥ずかしい・・・。
『宮城ではもし過去の情報があれば情報開示請求の書類を使って・・・・」と宮城県での手続きの仕方を教えて頂きました。しかしながら、これもあくまでも宮城県でのケースであって秋田県の場合は分からないとのこと。
最後に「秋田の児童相談所の電話番号、わかりますか・・・?」と聞くと
『ここは宮城県の児童相談所なので秋田のことは分かりません。ご自身でお調べになってお掛けください』と言われ終わりました。
なるほど。同じ『児童相談所』という看板を掲げていても全く異なる組織なんだな・・・
そう感じました。