5月12日 今日の養子TOPIC
幼い頃に家族と離れてしまった子どものその後
✔️親子分離が6カ月以内であり、里親が育児を引き継げば、子どもは問題なく育ち、失業率も10%であった。
✔️このもっとも感受性の高い時期は、子どもが安定した情緒的関係を築きつつある時期であり、それはおよそ6カ月から2歳頃まで。この時期に母親(養育者)との関係が断ち切られてしまうと、その影響は後々まで外傷体験として残る
【TOPICS】
✅施設に入らずイギリス国内で養子として引き取られた子ども52人を20年以上追跡比較した結果が興味深い。
✅ 親子分離が6カ月以内であり、里親が育児を引き継げば、子どもは問題なく育ち、失業率も10%であった。#養子 #特別養子縁組#コムオベーレhttps://t.co/SkAt2V4mMT
— COMMUOVEREコムオベーレ❄︎Office Chitose (@COMMUOVERE_site) May 12, 2019
コメント
イギリスの研究チームが、施設に6カ月以上入所した子ども98人、6カ月未満入所した子ども66人、施設に入らずイギリス国内で養子として引き取られた子ども52人を20年以上追跡比較した結果が出た。
・施設の入所期間が6カ月未満の子どもでは他の養子と変わらずに成長
・施設に6カ月以上預けられた子どもにはあたかも自閉症のような症状がみられ、見知らぬ人にまったく警戒心を抱かずに接近する、不注意で多動といった症状が成人期まで一貫して見られたしかし、親子分離が6カ月以内であり、里親が育児を引き継げば、子どもは問題なく育ち、成人した後の失業率も10%であった。
生まれてから2歳までの期間にどれだけ愛情を注げるか、施設ではなく家庭での擁護が必要となることの裏付けとなるデータが発表されました。