真実告知②〜私が思ったこと

父親から衝撃的な真実告知を受け、頭の中がパニックになりつつもどこか冷静さを保っていた私。

取り乱すこともなく、きちんと話し合いが出来たと思います。

私は両親から事実告知を受け号泣してしまったのですが、それは決して自らの境遇を知り嘆き悲しんで流した涙ではなく、私をこれまで本当の家族として育ててくれた両親に対しての感謝の気持ちから溢れる涙でした。

真実告知を受け、その時私が思ったことは3つ。

・育ての親の覚悟と勇気に対する尊敬の意
・育ての親に対する感謝の気持ち
・私の中で全てのことの辻褄があった安心感

①育ての親の覚悟と勇気に対する尊敬の意

両親は養子を取る前に「愛せなかったらどうしよう」「うまく子供を育てられるか不安だな」といろいろ悩んだかと思います。

悩み、2人で話し合いを重ねた上で「養子を取る」ということに決めた両親の覚悟と勇気は想像以上のものだと思います。

私は現在32歳です。母親が「養子を取りたい」と思い、行動を開始し始めた年齢とほぼ同じ年齢になりました。

主人との間にまだ子供はいませんが、今の私に「養子をとるかどうか」という大きな決断を下せるかと考えると、難しいかと思います。

子供を産む、産まないの選択肢以上に養子を取るというのは大きな判断であり、決断だと思います。

32年前に「養子を取る」という決断を下した両親の覚悟と勇気には尊敬の意しかありません。

②育ての親に対する感謝の気持ち

事実告知を受け真っ先に思ったことは

この人たちは本来赤の他人である私にこんなにも愛情を注いでくれていたんだ…」という感謝の気持ちでした。

いつも私の体調を気にかけ、大丈夫だよ、きっと何でも出来るよ、と励ましてくれる両親。

両親が私の一番の応援サポーターであることは間違いありません。それを断言出来る程、両親は私のことを愛し、応援してくれていました。

事実告知を受ける前まで、私を応援してくれるのは自分のお腹を痛めて産んだ実の子供だからこそ出来るものであって、子供にとって親の応援なんて当たり前なものだと思っていました。

そう思っていたのに、実は本当の子供では無かったなんて衝撃です。

 

『この子を養子に取る、我が子として育てる」と決めてからは「他人の子供」と思ったことは一度もない。』と父親は断言してくれました。

何も知らない私は元気100倍にすくすく育ち、人並みに反抗期も迎え両親に反発することも度々ありました。

両親に対して反発してしまった時に両親は何を思ったのか、胸中を察すると悲しみと申し訳なさで今でも胸が張り裂けそうになります。

両親の計り知れないほど深い愛情に対して感謝の気持ちでいっぱいです。

③私の中で全ての辻褄があったことに対する安堵感

真実告知を受け、そこで初めて自分が養子だとわかったのですが、それと同時にこれまでの人生の中で納得がいかなかったこと、わだかまりを残していたことに対する答えが見つかったような気がしました。

全てがひとつに繋がった。そんな感じがして、すごく腑に落ちたような感覚でした。

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